Gemini CLIを起動しても、ログイン後にモデルへリクエストできない。
最短の解決策は再インストールではなく、まずアカウント資格を確認することです。個人無料、Google AI Pro、Ultraの利用者はAntigravity CLIへ移行し、企業契約や条件を満たすAPIキー利用者は資格を確認してから継続利用か二重運用を選びます。

このページは、個人GoogleアカウントでGemini CLIを使っていた学生向けです。
Python、フロントエンド、Xcodeの課題をローカルMacやリモートMacで進めていて、プロジェクトや授業の進捗を失いたくない人を対象にしています。

最終更新:2026年9月13日。アカウント変更日はGoogle公式発表、移行手順と利用条件は公開中の公式ドキュメントを基準に確認しています。

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最初に確認するのは再インストールではなくアカウント資格です

Googleは、個人の無料アカウント、Google AI Pro、Ultraについて、2026年6月18日からGemini CLIの個人向け利用をAntigravity CLIへ移行すると案内しています。ログイン画面までは進めてもモデルへのリクエストだけ失敗する場合、端末の故障とは限りません。

変更内容は、Google公式の移行案内と、公式ブログの変更説明で確認できます。

アカウントごとの判断は次の通りです。

  • 個人無料、Google AI Pro、Ultraを使っている場合:Antigravity CLIへの移行を進めます。
  • 企業の認証や契約を使っている場合:管理者向け条件と公式案内を確認し、旧ツールを残すか判断します。
  • APIキーで接続している場合:キーの有効性、対象サービス、請求設定を個別に確認します。
  • 資格に問題がなさそうな場合:ネットワーク、認証状態、コマンドの参照先を調べます。

ここで大切なのは、すべてのエラーを「サービス終了」と決めつけないことです。個人アカウントの変更と、認証情報の問題は別に扱います。

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アカウント資格で移行方法を決める判断フロー

次の判断条件リストを上から順に確認してください。チェックが付かない項目がある場合は、旧ツールを削除せず、直前の状態を保存します。

移行判断チェックリスト

  • [ ] 個人無料、Google AI Pro、Ultraでログインしている
    • 該当する → Antigravity CLIへ移行します。
    • 該当しない → 次の項目へ進みます。
  • [ ] 企業契約または組織の認証を使っている
    • 該当する → 管理者の案内と公式ドキュメントで利用資格を確認します。資格が確認できるまでGemini CLIを残します。
    • 該当しない → 次の項目へ進みます。
  • [ ] APIキーを使っている
    • 該当する → キー、対象サービス、請求設定を確認します。問題がなければ旧ツールの継続利用または短期の二重運用を選びます。
    • 該当しない → 通常の接続障害として、ネットワークと認証状態を確認します。
  • [ ] 正式な授業や提出期限が近い
    • 該当する → 複製した練習用プロジェクトでAntigravity CLIを検証し、課題が完了するまで二重運用を検討します。
    • 該当しない → 移行後の動作確認が終わった時点で旧環境を整理します。

このリストで、個人アカウントなのに何度も再インストールする無駄を避けられます。反対に、企業契約やAPI認証まで一律に移行すると、必要な資格を自分で失う可能性があります。

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プロジェクトを守るために先に見る場所

Gemini CLIやAntigravity CLIは、作業対象のコードそのものではありません。授業の作業帳がプロジェクトフォルダーなら、CLIは作業を手伝う助教に近い存在です。助教を変更しても作業帳は自動で消えませんが、助教側のメモや設定がそのまま移るとは限りません。

移行前に、次の順番で確認してください。

  1. プロジェクトフォルダーの保存場所を開きます。ローカルMac、Windows、リモートMacのどこにあるかを明確にします。
  2. バージョン管理を使っている場合は、変更状態を確認します。未登録のファイルや未保存の差分を残したまま終了しないでください。
  3. エディターで開いているファイルを保存します。自動保存に頼らず、課題の重要ファイルを個別に確認します。
  4. ツール固有の設定、指示ファイル、会話履歴を分けて確認します。コードと設定を同じものとして扱わないでください。
  5. 正式課題ではなく、複製した練習用フォルダーを最初の移行先にします。

Antigravity CLIへ移行するとプロジェクトが消えるか心配な場合、見るべきなのは「移行ボタン」ではなく、移行前後のフォルダーとファイル差分です。削除、上書き、移動の操作を求められた場合は、その内容を読まずに許可しないでください。

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インストール場所はコードの保存場所に合わせます

Antigravity CLIは、実際にコードを読み書きし、必要ならビルドを実行する環境へ導入します。XcodeプロジェクトがリモートMacにあるなら、手元のWindowsだけに導入してもXcodeプロジェクトの作業場所は変わりません。

公式の導入経路は更新される可能性があります。具体的なコマンドは、Antigravity CLIの公式Codelab公式ドキュメントに表示される現行手順を使ってください。古い記事のコマンドをそのまま貼り付けるのは避けます。

導入は次の手順で進めます。

  1. コードを保存しているコンピューターを確認します。
  2. その環境で公式ドキュメントを開き、現在の導入手順を確認します。
  3. 公式手順に従ってAntigravity CLIを導入します。
  4. コマンドの場所を確認し、想定したツールが呼び出されるか調べます。
  5. バージョン表示を確認し、公式の公開情報と照合します。
  6. ログイン後、削除可能な練習用フォルダーを読み取らせます。

学校のパソコンでインストール権限がない場合、管理制限を回避する方法は試さないでください。個人のMac、管理権限を持つリモートMac、またはブラウザーで許可された学習環境へ切り替える方が安全です。学校の規則に反する導入は、アカウント停止や課題環境の破損につながります。

リモートMacを学習環境として使う場合は、KVMNODEのMac環境のように、接続方法と利用環境を先に確認してから、CLIの導入場所を決めます。

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ログイン後の権限を一度に許可しない

初回起動では、アカウント確認、ワークスペースの信頼、コマンド実行許可が別々に表示されることがあります。教室の門を開ける鍵と、教室内で工具を使う許可は同じではありません。

次の条件で権限を決めます。

  • 練習用フォルダーで、変更対象が限定されているなら、読み取りと小さな編集から開始します。
  • プロジェクト内に秘密鍵、証明書、トークン、個人情報があるなら、そのフォルダーを開かず、機密情報を除いた複製を使います。
  • 変更ファイルを一覧で確認できないなら、書き込み操作を止めてください。
  • コマンドを自動実行する許可が必要でも、内容と対象パスを確認できないなら拒否します。
  • 共有アカウントを求められた場合、個人アカウントでの運用に戻します。

最初のテストは「READMEを要約する」「小さな関数の説明を作る」程度にします。いきなり依存関係の更新、ファイル削除、Xcodeプロジェクト全体の変更を依頼しないでください。

AIが編集を終えたと表示しても、作業完了とは限りません。ファイル差分を確認し、Pythonなら小さな実行、フロントエンドなら開発サーバーの起動、Xcodeならビルドまたはシミュレーター起動まで確認します。

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5つの結果で移行後の運用を決めます

移行後は、次の5項目を個別に判定します。

  1. アカウントが利用可能か。
  2. プロジェクトが完全に残っているか。
  3. Antigravity CLIが起動するか。
  4. ファイル変更とコマンド実行の権限を制御できるか。
  5. 授業の課題を最後まで完了できるか。

すべて満たす場合は移行を完了します。
アカウントだけが不明な場合は、公式の資格説明を確認するまで旧環境の削除を保留します。
プロジェクト差分や権限が確認できない場合は、練習用コピーへ戻します。
旧ツールを使える企業契約またはAPI認証があり、課題期間中の変更を避けたい場合は、短期間だけ二重運用します。

Xcodeを学ぶ人は、CLIに「完了」と表示されたかだけで判断しないでください。実際にXcodeでビルドできるか、シミュレーターで起動するか、変更が意図した画面に反映されるかまで確認します。AIエージェントでXcodeプロジェクトを確認する手順を読む場合も、まずは削除可能な練習プロジェクトで試してください。

公式の別の学習例として、GoogleのAntigravity CLI Codelabもあります。ただし、認証方式や利用条件は学習例の公開時点と変わる可能性があるため、現在のアカウント説明を優先します。

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よくある移行後のつまずき

旧コマンドをそのまま使えるとは限りません。コマンド名、認証方法、設定ファイルの位置は、公式ドキュメントの現行仕様と照合してください。

接続が切れた場合は、まずプロジェクトの保存状態を確認します。再接続後に同じ指示を繰り返す前に、どのファイルまで変更されたかを差分で調べます。リモートMacでは、接続が戻っても処理が中断している可能性があるため、ビルド結果やログも確認します。

個人学習では、移行直後に正式な課題へ投入するより、同じ構成の練習用プロジェクトで一連の流れを確認する方が安全です。アカウント、コード、権限、ビルドの4つを別々に確認すれば、原因を切り分けやすくなります。

現在のWindowsだけで作業する場合、Pythonや一般的なフロントエンド学習は続けられることがあります。一方、Xcode、Safariの検証、iOSシミュレーターなどmacOS専用環境が必要なら、Windowsだけで完結させる方法は長期的な解決策になりにくいです。リモートMacなら、必要な授業期間だけ実際のmacOS環境を使い、手元のPCは編集や資料確認に分担できます。

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よくある質問

Gemini CLIにログインできても使えないのはなぜですか?

個人の無料アカウント、Google AI Pro、Ultraの利用者は、2026年6月18日以降のサービス変更により、以前と同じGemini CLIの利用を続けられない場合があります。まず再インストールを繰り返さず、公式の移行案内でアカウント資格を確認してください。企業契約やAPIキー認証は別の条件で判定されます。

Antigravity CLIへ移行すると元のプロジェクトは消えますか?

CLIツールを変更しただけで、通常はプロジェクトフォルダーそのものが削除されるわけではありません。ただし、未保存の変更、設定ファイル、会話履歴は別々に確認が必要です。移行前にフォルダーの場所、バージョン管理の状態、未保存ファイルを確認し、複製した練習用プロジェクトで先に動作を確かめてください。

Antigravity CLIは以前のコードフォルダーを直接開けますか?

実際にコードが保存されている環境で、対象フォルダーをワークスペースとして指定できるか確認します。ローカルのWindowsにコードがあるならローカル環境、リモートMacにXcodeプロジェクトがあるならリモートMac側で操作します。最初から正式課題を開かず、削除可能なコピーでファイル差分を確認してください。

リモートMacではどこにAntigravity CLIをインストールすればよいですか?

AIツールは、実際にコードを読み書きして実行するMacへ導入します。XcodeプロジェクトがリモートMacにある場合、手元のWindowsだけにインストールしても作業場所は移りません。リモートMac上で公式手順を確認し、導入後にコマンドの場所、バージョン表示、ログイン状態を順番に確認してください。

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移行後もMacが必要なら環境を分けて考えます

Antigravity CLIが動いても、XcodeやiOSシミュレーターを使う授業ではmacOS環境の確認が残ります。現在のPCだけで無理に完結させると、認証、ファイル転送、ビルド確認、学校端末の権限制限が別々の負担になります。

短期間の課題、環境検証、移行テストなら、KVMNODEのリモートMacを使って実際の保存場所で導入からビルドまで確認する方が、仮想環境を作り込むより判断しやすい場合があります。一方、毎日長時間の固定作業を続ける人や、物理接続が必要な人は、Macの購入や学校の正式設備も比較してください。

利用を決める前に、まず削除可能な授業サンプルで「ログイン、読み取り、差分確認、Xcodeビルド、接続回復」まで通します。環境が自分の課題に合うと確認できてから、正式プロジェクトへ進むのが失敗を抑える手順です。

個人アカウントなら移行、企業契約やAPI認証なら資格確認、重要課題の直前なら二重運用。この3分岐で判断すれば、Gemini CLIが使えなくなった場合でも、プロジェクトを守りながら次の作業へ進めます。